猛烈生産中!


わんわんっ!
私の名前はパピー。
ディーディー(お姉ちゃんからおばちゃんまで幅広く使われる非常に便利な言葉)が来ると、いつも興奮するんよね。なんでやろか?
普段はこんな変顔誰にも見せんのやけど。
ディーディーは眉間を撫でてくれるんやけど、思わずウットリしてしまうんよね。
においも嗅ぎたいし、ちょっと舐めてもみたいし。
ディーディー、もっと遊ぼう!
・・・すみません、妄想してました。
この子はここの工場の子です。本当に名前はパピー。

染色具合を確かめに今日も工場へ。
この暑い中、下から火を焚きながら人力で染めております。

ぐるぐると手でハンドルを廻します。重い・・・。
前にもここはご紹介したことがあるのですが、
この一家はネパール・インド国境部から来た人達で、おまけにムスリムで、
ネパール人というよりはどちらかというとインド人に近く、
インドに長らく通っていた私には馴染み深いというか、親しみやすいというか。
インド、行きたいなぁ、と今朝もインド映画を見ながら思ったのでした。
そしてパピー、どうしておまえはそんなに可愛いのだ!
ついてくるんよう〜、後追いするんよう〜。
ネパールでこんなに熱烈にオレを求めてくるのはオマエだけだぜ、パピイ!
色もきちんと指示通りにいってるようですし、
パピイも可愛いし、また来まぁす!
と挨拶して、次の工場へ。

ミシンがんがん稼動中。
間に合うかな?
いや間に合わんな困る。
検品、検品、検品。ひ〜、まだあるの!?
ちょっと泣きたくなる量をみんなで検品。
前にも書いたように、どこが駄目なのかを理解してもらうまでに時間がかかるので、私も参加です。
不良品が出ればその都度みんなに伝えます。
なかなか骨の折れる作業ですが、これで工場が伸びていけば万々歳です。

ディーディー、頑張って!BY パピイ