霧のカトマンズ


最近明け方のカトマンズは霧が濃く、
フライトの欠航や遅延にかなり影響が出ているようです。
日が高くなるにつれ晴れてはくるのですが。
洗濯物をうっかり取り込むのを忘れていた日などはぐっしょりです。
しかし暦の上では15日から少しずつ昼が長くなるようで、
寒いのが苦手な私としては暖かくなるのを心待ちにしている毎日です。
15日は部分日食で町中で少数ですが黒いガラスで太陽を見ている人がいました。
元来日食、月食の類はあまりこちらではよいものではないようです。
2009年の皆既日食の際、ネパールでも見れたはずなのですが、聞いたところ誰も見てないとのことで、不吉なものとして捉えてる人が多いんですね。
そんな霧のカトマンズからバスに乗ってまたまたミラさんのご実家へ。

今日のかまど番は子供達です。
寒いのでみんな火の前に集まってきます。

かまどで沸かしたお湯でぶるぶる震えながら洗われる子供。
この時点の気温、10度以下だと思います。
今日は更にバスに乗ってダクシンカーリーという由緒あるお寺へ。
ここはカーリーという神様が祀られているだけあって、山羊などの生贄が捧げられます。
カーリーはシヴァの奥方で、舌を出しドクロの首飾りをし、大きな刀を持っています。ヒンドゥーの女性の神様は穏やかな微笑みの神様が多いのですが、カーリーは異色ですね。

熱心にお参りする人々。
ヒンドゥー以外は立ち入り禁止です。
山羊、怖かったです、しくしく。
さあ帰ろうと思い、バスが来れば、

満員御礼のため、バスの屋根に乗って帰りました。
これは屋根に乗っているのです。
そういえば、行きのバスには手提げに活きてる鶏を入れてるおじさんがいたなぁ。
なんか、自由ですね。
この日の夕焼けもきれいでした。

そして今日から計画停電が1日9時間になりました。
真夜中はなりません。生活時間帯になります。
あきらめを覚えた今日この頃です。