昨日夏の最終便を飛行機にようやく載せて、ふぅ、と一息つく間もなく、
今日からは次に出す秋物の怒涛の検品ラッシュウィークの始まりです。
こちら、新規の工場で作ってもらった為、いちから私も混ざって検品。
例えば、こんなの。
糸ちゃんと切ってね。とか、
織物故、どうしてもこういう糸が表に出てきてたりします。
それを、このままじゃ出荷できないから、糸を中に引っ張ってね、とか。
なんでこんな細かいことを言うのかしら?と相手は思い、
私も本当になんて日本人はこまけえんだ!(江戸っ子風で)
と思いながら、地道に地味〜に教えていきます。
まず、どうしてこれでは駄目なのか。
色んなところでお仕事させてもらって思うのですが、
ここネパールでは与えられた仕事をやる(しかやらないとも言う)、
だから自分の頭で考えてやる、ということが苦手のようです。
そして、よっぽど上手くいってる会社じゃないと、意見することもない。
なので「あれ、変だな?」と思っても、そのままスルー。
これでいいじゃん、という楽観的な考え。
0から始めて10になるまで、
こちらも根気強く一緒にやっていくしかありません。
なんで駄目なのか、まずその理由も日本人特有のものだったりもするので、
彼らにしてみたら、私のいうことが不思議に思えて当然なのです。
取引先でよく聞く話。
ヨーロッパのお客さんは多少サイズや色が違おうと、
オッケイ、オッケイ、ノープロブレム、シルブプレ!
なんだそうです。
日本は厳しいからさ〜、俺らも大変なわけよ、と。
そうですか、それなら私も言わせてもらおう。
それを管理する私はもっと大変!
そんなこんなで(どんなだ?)、あぁもう5時だよ。
お昼食べよ、と誘われて、しかしオーダーは勝手に決められて、
出てきたのが、コチラ!
ベジタブル・シズラー!超大盛り!
こちらの2人はチキンシズラー。
どうですか、このでかさ!
で、ですね、聞いたんですよワタクシ。
もしかして、家に帰ったらまたダルバート食べるの?って。
うん、食べるよ!と即答。
やっぱ、すごいわネパール人。
あ、ちなみにこれも質問。
ネパールの自国の1番大きな生産物はなに?って聞いたら、
お米!次がとうもろこしで〜、その後が麦かなぁ、との事。
やるなぁ〜。
ようし、負けるもんか(なにに?)!
明日からも忙しい日々が待ってるぜ、頑張りまっせ〜!!!
追伸:虫、いませんでちた!そして、何故かお腹の張りはなくなりました!