ずっと探していた古布。
こんな素敵なお店で発見。
入り口にはこんなディスプレー。
もう素敵すぎて、これ全部何から何まで下さい!!
と叫びたくなるほど、古布好きにはたまらん空間でした。
お茶もなんだかこんなトレーに入れて運ばれてきて、
おっされ〜。
で、お目当ての布にも巡り会え、色々お話を聞かせてもらいました。
こちらは、チベットやヒマラヤから来た布でダメージのひどいものをほどいて、また糸を撚っているところです。その糸でまた新しく布やカーペットを織ります。ここで出た糸くずはフェルトにしてまた使います。
リサイクル。一切無駄がない。
そして使われている染料は全て天然の染料。
ここでひとつ豆知識。
黄色が多く使われているものは、お値段もお高いそうです。
さて、なんででしょう?
チッチッチッチ〜ン!
正解は、サフランで染めているからです!
お料理好きの方ならよくご存知かと思います。
スパイスコーナーで売られているサフラン、ちょみーっとしか入ってないのにすっごい高いですよね。あれです、あれで染めとるんです。
高いわけだ・・・。
そしてこの色にもたくさんの意味があるそうです。
今日はそのひとつひとつの意味まで聞く時間がなかったのですが、
日本にこの布を紹介するのなら、おじちゃんが全部レクチャーしちゃるけんね。
と、有難いお言葉をいただいたので、いつか皆さんにもお届けできたらいいな。
チベットからパキスタンまで続くヒマラヤ山脈。
そこに暮らす人々の、自分の家で織った布。
村ごとに微妙に色も違うそうで、それを見ればどこの出身なのかわかるそうです。
赤や青が多く使われるのは、聖なる山、カイラスのものだそうです。
はぁ〜ロマンチック・・・。
ラダックから、ラサから、ムクティナートから、ムスタンから。
いつかその町に、村々にも足を伸ばしてみたいなぁ。
オーナーの言葉が深く胸に響きます。
この布のどれにも、どの色にも意味がある。
この布ひとつひとつに歴史がある。
そんな布を使って・・・
うふふふふ・・・
何ができるんでしょうか???
秋のお届けになります、皆さん、要チェックですよ!
形になったら、ここでも紹介できたらと思います。
今日はかわいこちゃんにも会えましたし、
久しぶりにトゥクパ(チベットの麺料理)を食べました。
ローカルプレイスの為、とってもお安くつきました。
なんと50円!!