月別: 2010年8月

はいどうも、ご無沙汰してます。
ココ２、３週間ずっと秋冬の準備に追われていましたが、
無事コンテナが旅立ちました〜！！！
パチパチパチ！
陸路でインドに入り、コルカタより船に乗って日本へ向かいます。
到着は１０月。
正直、今季のネパール衣料、可愛いっす。
ポンチョの絶妙な色加減、
温かみのある古布を使ったワンピース（メンズもあり！）、
今までにないアウトドアテイストのフリースシリーズ。
どうぞ楽しみにしていてください！
ここまでの道のり、時に喧嘩したり、喧嘩したり、喧嘩したり。
アレ？喧嘩ばっかり？
ま、それだけ愛を込めて商品を作ったというわけですよ。
で、ようやく時間が取れたので、お世話になってるスモドファミリー宅へ。

可愛いでしょ〜！
ちょうどこの日に仕立てあがった、クルタサルワールを着るオチビちゃん。
ひらめきましたよ。
子供用クルタサルワール、どうかなぁ。

パパ＆ママと一緒に。
スモドさんは社長でございますので、ずいぶん立派なお家に住んでらっしゃいます。
これが一般家庭ではありませんよ。
でも食事は到ってシンプル。
香辛料もあまり使わず、ネパールでこれだけ素材の味を生かした料理はあまり食べたことがありません。

食べかけの写真ですみません。
あまりの美味しさに、ばくばく食べてしまいました。
この日のヒットはグンドゥルック（乾燥発酵野菜）と大豆のスープ。
これは是非マスターしたいと思います！
ではでは、皆さん１０月をお楽しみに！
本当に可愛いよ〜！！！

最近は日本の漫画がこちらでも人気のようで、
ＴＶではヒンディーを話すハットリくんが見れたりします。
余談ですが、なぜかネパールのＣＭにはセメント会社のものが多い。
誰かなぜだか知っていたら教えて下さい。
ブログの更新も久しぶりです。
激務・・・。
それもこれも、納期が１度にやってきたから。
てゆうかずらして頼んでも、みんなぎりぎりに持ってくるってどないやの！
半年前に頼んでも、半月前の頼んでも結局同じなのね〜、
最近気がつきました・・・。
で、タイトル通り、モモ！
まずは１軒目、カルキ・キッチン。

一見普通の民家ですが、ご飯やさん。
最近のフェイバリット・モモがこれだ！


ＲＳ３０。今のレートでいえば４０円くらい。
ここはこのアチャール（タレ）が美味しいのです。
この近所に工場があって、そこに来たときはいつも食べます。
この日も、食べていると、ついたてからなんか出てる。

まわってみると、

わんたろうさんでした。
ここは今のとこ私の中でキング・オブ・モモです。
そして次！
別の工場に向かいます。

古い建物が見事な雑貨屋さんの前を通り〜、坂を下ると、

ＫＦＣカフェ。
そうです、ケンタッキーのパクリです。全然違うとこがいわせません。

工場に行く道すがら、お腹が空いたので入ってみたのですが正解！
お値段もＲＳ２５ですよ、奥さん！
しかもアチャールも２種類あって１粒で２度美味しい！
やはり、ローカル食堂はいい。
ここはツーリストエリアの中心、タメルからそんなに離れてないとこなので、旅行者でも行きやすいかと思います〜。
場所はナヤバザールです。
皆さんも、旅行で来たさいは、ぜひぜひローカルなとこにも足を運んでみてください。
来週あたりまで忙しい日々が続きそうです。
次の秋冬物、どうぞ楽しみに待っていてください！！！

大雨、世界規模でひどい被害が出ているようですね。
中国、インド、パキスタン。
ヒマラヤ、怒ってるんじゃないか。
ヒマラヤ、そのものが神。
日本は大丈夫ですか？
この異常気象は、
きっと今に始まったことではなく、
少しずつ少しずつ積み重なって、
その重みに耐え切れなくなった地球の、
悲しい叫びなのかもしれません。
この町は昨日もまた道路が川になっていました。

先週の（ここでは日曜が週の始まりなので土曜までが週末です。でもこの言い方でいいのだろうかといつも疑問に思います。）金曜は、広島の原爆記念日でしたね。
毎年６日はとても暑い記憶があります。
今年も暑い１日となったのでしょうか。
当事国の日本ほど大きい扱いではないものの、こちらの新聞にも式典の様子が載っていました。
悲しいけれど決して風化させてはいけない記憶。
私達は毎年この日に黙祷を捧げますよね。
全世界の人がそうできればいいのに。
８月６日でなくても、８月１５日じゃなくても、９月１１日じゃなくても。
世界中、今この時、この瞬間、そんな祈りを捧げる１日があってもいいのに。
そんな風に考えた海外で迎えた原爆記念日。
ところで実際金曜は何をしていたかというと！

牛が思いっきり邪魔してます。
そんな道を通って工場にサンプルチェックに。
この日は強い日差しが出ていて、歩き始めてしばらくして後悔。
ネパールは交通網が発達してないので、おまけに２車線ある道路が少ないので（一方通行も多い）、乗り換えたり大回りしたりすることを考えると、歩いたほうが早い。
バイクが１番便利なんだけど、そそかっしい私には超危険。
なので自転車購入、もしくは運転手付の車又はバイクを希望します。
なんてな〜、そんな暮らしも悪くはないのう。

この雑貨屋さんの角をまがり、工場へ。
でもこんな細い路地ばかりのとこなので、やっぱり車よりもバイクですね。
車だと渋滞もひどいし。
金曜は３件の工場をまわり、終了は夜９時・・・。
へとへとやし。
でもそれにつきあってくれたネパール人の皆さんありがとう！
でも追い討ちをかけるように、「明日も来るよね？」・・・。
土曜日は唯一のお休みの日。
えーっと、次の船出まで時間ないしね、そうやね、頑張るか。
みんなも頑張ってるもんね。
と、自分に言い聞かせ、土曜も工場へ！！

ご褒美。
工場長のアショク・ダーイーの奥さんがインド式のご飯を作ってくれました！
写ってないけどもう１品デザートあり。
プーリーという揚げパンとダール（レンズ豆）が入ったパロータという揚げパン。
それに野菜のおかずと、ご飯をミルクで炊いたキールというお菓子。
満腹です。もう食べれません。ごめんなさい。
そのくらい言わないと必ずやおかわりをさせられますので、
インド・ネパールに旅行する方は気をつけて！
ここで、知っておくと便利な言葉を。
プギョ。（ネパール）
バス。（インド）
以上、もう結構です、充分です、そんな意味の言葉です。
この日もこの言葉を何度繰り返したか。
昼過ぎに物凄い雨が降り、こりゃ帰りが大変だと思っていましたら、

本当に大変。
渋滞の長〜い列。
テンプーに乗っていたのですが、にっちもさっちもいかんので降りました。
とことこ歩いていくと、いつものように

道がぐちゃぐちゃだろうがなんのその！
今日も地べたで商いしまっせ！
いつも思うのですが、むき出しなんですよね、ネパール。
なんちゅったらいいんかなぁ。
生（せい）を見せつけられるというか。
この賑わいの野菜ストリートを抜けるとそこは！！！

もう完全に川になってました。
自転車の人がちょっと嬉しそうなのがポイントです。
歩道が高くなってるとこはいいのですが、途中この水に足を踏み入れなければならないところが何箇所かありまして。
どうか私が破傷風になりませんように・・・。
しかし、今朝のニュースを見ていたら、各地で大雨が降ったようで、
インドのラダック地方では死者、行方不明者が多数出ているとのこと。
ラダックといえば乾いた大地のイメージですが、自然は恐ろしいです。
この災害で命を落とされた方のご冥福をお祈りします。
そして私達、何世代も後の子供達も、
この星に産まれたことを誇りに思い、
未来につなげていけるよう、
平和と地球の命について考えて、行動していかなければ。
そんなことを考えた週末から週明けでした。

気がついたらもう８月。
まだ雨期真っ最中のカトマンズです。


上が雨上がり。
下が雨が降る直前。
こうやって、あっ！ちゅう間に季節は過ぎ、
歳をとっていくものなのですね・・・しみじみ。
しかし、そんなセンチメンタルジャーニーに浸っとる場合でなく〜、
やらなきゃいかんことが山積み！！！
そんな毎日でも、美味しいものを食べればとりあえずはご機嫌なワタクシ。
今日のお昼は、

サモサチャット。ＲＳ６０。
甘いのと辛いのと混在した不思議テイスト。しかし美味し！
前も屋台のを紹介したことがあるのですが、
生死を彷徨う下痢をしてから（いやマヂで死ぬかと思ったし）
屋台のものはネパール人に止められましたので口にしておらず。
（原因は他のものと思うが。だって下痢する前に屋台のもの食べてないし）
これは、このお店で食べましたよ。


お菓子も売ってる軽食屋さん。
このどっさりの揚げ物は店頭で。

インド、ネパールのお菓子はあま〜くて、ほとんどはミルクから作られます。
私のおすすめはカジュー・バルフィー。
カシューナッツとミルクとココナッツの凝縮した甘さがたまりません。
そして、こういう風にきちんと並べて売られています。
他のことはおおざっぱな人達ですが、このきちんと感！
ぜひ物作りにも生かしてほしい・・・。
今日は工場の人達と、理解をこえた理解をしてもらうため、必死こいて説明。
真剣に熱く語りすぎて、いつの間にか相手が工場長だけでなく、
たくさんの人が集まってきてしまいました。
でも、みんなに聞いてもらうのが１番なので、
話してる私は超汗だくなんだけど、マジ討論会となりました。
わかってくれたら、いいなぁ〜。
たぶん、あと１０回くらい言えばわかるかな〜。
日本のオーダーって大変だと、オーダーしてる私が言うのも変ですが、
本当に本当に思います。
あぁ、今日は郵便局にも行ったよ。
いつものおじさんが今日はネパールの伝統的な帽子を被ってたので、

パシャリ。
いつも親切にしてくれてありがとう！