帰り道のすわやんぶー

先日、検品をした帰り道、近くだからと寄ってみました、
世界遺産 スワヤンブー・ナート。
この日は運悪く?運良く?停電で、
高い丘の上にある見る風景はこんな感じ。

いつもはライトアップされているネパール最古と言われる寺院。
その前に鎮座するは、おなじみヴァジュラ(ドルヂェ)。

どど〜ん!!!
巨大です。
このヴァジュラ、煩悩を打ち砕き、仏の智慧を象徴する、チベット仏教、密教でも使われる仏具です。
もとはインド神話に出てくるインドラ(帝釈天)の武器だったようです。
マライカでお見かけになっている方も多いのではないですか?
小さいものはペンダントトップに使ったりもできますよね。
身に着けるとなんだかパワーがもらえそうな・・・。
そして、はためく5色の旗タルチョー、もう直ぐ入荷します!
またご紹介させていただきますね。
カトマンズの成り立ちを以前ご紹介しましたが、
それを象徴する寺院がこのスワヤンブーナートなのです。
文殊菩薩が湖を切り開いてカトマンズ盆地が出現し、
小高い丘となったここスワヤンブーに(もう皆さんお分かりでしょうが、すわやんぶーは地名です)、文殊菩薩は寺院(仏塔)を建立します。
大日如来が生まれ変わって、ゴーダマ・シッダールタ(ブッダ)となるわけですが、この大日如来は、湖(現在のカトマンズ)にある島の蓮華から姿を現したといわれています。
その島が、スワヤンブー。
そしてここからチベットへ続く洞窟があると言われています。
ヒンドゥーも仏教もミックスしたような独特の世界がここにはあります。
同じ仏教でも、チベット仏教、ネパールの文化を築き上げてきたネワールの中の1民族、サッキャの仏教。
基本ネワールはヒンドゥーで、このネワールがまた独自のカレンダーを持っている人達なのですが、その中にあってサッキャはまた違う文化を持っているそうです。
多民族国家・ネパール。
今まで知らなかったこと、ここに来て色んな目を開かせてくれたように思います。
本当に色んな意味で・・・。
ありがとうございます。
おぉ。今日はオレらしくないブログになってしもうた・・・。
近況報告:やたら道を尋ねられたり(ネパーリーに)、爽やかにハローと外国人ツーリストに挨拶されたりと、もしかしてカトマンで密かに私は人気なのではないか!?
なんてな、そんな毎日です。
おまけ。


今が旬のグアバです。
取引先の庭に生えている木からもいでいただきました。
おいち。