タンコット編、続き〜。

人生には大事な袋が3つあると言われますが、
(とよく結婚式のスピーチで使われますよねぇ)
そのうちのひとつ、私の大事な堪忍袋の緒がもう切れそうです!
もうパンパンです。
しかし、ここは他人様の国。
考え方も生活スタイルも何もかも違って当然。
と思い、今はじっと我慢の子になんですが・・・。
責任感。
この言葉を教えて差し上げたい・・・。ネパール人に・・・。
いや常日頃から申しておるんですがね、どうも、ね。
私もかなりいい加減な性格でして、ま、いいか。が口癖で。
そんな私の堪忍袋がはちきれんばかりになってるって、どうですか!?
誰か私の袋を受け取って〜。
と本題に関係ない話で始めてしまいました。すみません。
そんな毎日なのですよ。
で、昨日の続き。

家庭には欠かせない水甕。
水道は引かれてないので、毎日水汲みに。何回も。

ここは村の共同井戸。
奥には洗濯、沐浴用に別の井戸がありました。


汲んだお水は布で漉します。
ワタクシのインド時代もこうでした。毎日2回の水汲み。
しばらく置いておくと砂やごみが沈殿するので、上からすくって使ってたっけ。
なつかすぃ〜。

水甕の正しい持ち方。
これかなり重いんですが、ひょいと抱えます。さすが!
日本は本当に水の豊かな国だと思います。
ここもヒマラヤから流れてくる大河で潤うべきなのですが、
インフラ整備が整ってないので、都会に暮らす我々は飲み水は買わなければならないのです!外国人だけでなく、ネパール人も。
村に行けば、井戸があったり山から流れてくる共同の水場があったりと、水には困らないらしいです。しかし家には水道がなかったりもします。
こんな生活を豊かと思うか、不便と取るか。
今まで私が会ってきた村に暮らす人、村から出てきた人に聞くと、
たいがいの人が村はいいよ〜と言います。
生活は大変かもしれないですが、きっと心穏やかに暮らせるのでしょうね。


みんな素敵な笑顔で。

絞めた鶏をおいしくいただいた後満足の3人組でした!