お宅訪問サンガ編。

今日はネパールでボランティア活動をされているお父さんのお宅へ〜。

ここはサンガという村。カトマンズから1時間程のところです。

雲がなければヒマラヤがぐるりと見渡せるそうな。
なんとも贅沢な景色です。
しかしネパール、カトマンズやポカラ、国境付近の町以外はどこまで行っても村ですわ〜。
本当のネパールの姿は村にあり!そう思います。
都市に暮らしている人なんてほんの一握りですから。
そして、子供達が学校に行く必要性を親達に説いて回るお父さん。
そもそも村の人は、学校出たってなんの意味が?と思っている人が多く、
子供といえども重要な働き手、なので学校に行こうとさせない。
食料自給率100%の(だそうですよ!スゴイ)この国ですよ、
毎日食べられればそれはそれでいいと思う人が暮らしているこの国ですよ。
親達を説得するのも容易ではないと察します。
そのお父さんのお宅へ何をしにいったかと言えば!

手作り餃子教室〜、パチパチパチ。
お父さんの指導のもと、皮も粉から捏ねて、具はみじん切り。
お腹いっぱい!!!!!
このタレはネパール人のミナちゃんのお手製。
自分で作っといて、「辛い!」。
でも美味しかったです、ありがとう!
食べ終えて、反対側の丘にある・・・・
じゃん!

じゃじゃん!

で、でん!

143フィートのシヴァジーにご挨拶。
シヴァ像としては世界一の大きさだと書いてありました。
まぁそんなに競って作るもんでもないと思うんですがね。
自由の女神(見たことないけど)、ネパール版。
カトマンズ盆地を見渡しています。
そして帰り道に出合った村人達。


でも最後には、

お約束のように踊らされるワタクシ。偶然出合った結婚式にて。
拍手大喝采を背に受け会場を後にする休日のおばちゃんでした!

ブッダ・ジャヤンティー

 

昨日はきれいな満月で、ゴータマ・シッダールタさんのお誕生祭でした。
そんな人は知らんわい!という方でも、このお方はご存知でしょ?

そう、またの名をマハートマ・ブッダ!
という訳で、ワタクシもおめでとうを言いに御参りへ。
ここはボウダナート。仏教の聖地。

世界最大級の仏塔の周りをひたすら皆さんぐるぐると・・・。
そうなんです、ここでは右回りに廻ることが御参りなのです。

ぼーっとしてたら人の渦に巻き込まれてしまいそうなくらいの混雑ぶり。
私も気がつけば2周もしていました。
周りには灯明。


お坊さんもちょっと一休み。
ブッタ・バグワーン(神)が世界の平和を願い、法を説かれた遠い遠い昔、
今のこの混沌とした世の中を誰が想像できたでしょうか?
この日を、この聖地に御参りできたこと、とてもとても感謝です。
1人の力ではなにも出来なくても、1人が動かなければなにも始まらない、
私に出来ること、可能性、念じてやっていきたいと思います。
願うはLOVE&PEACE&FREEDOM!
そして満月の日には毎回行われている音楽会へ寄り道。

ここは先日ご紹介したパシュパティナートの一角。
シタール、タブラ、ハルモニウム(どれもマライカで購入可能!)に唄。
しかも嬉しいことにフリー、無料なのです。
満月の下、いつとも途切れることのない歌を聴きながら、
これってジャムバンドの原型・・・?なんて思ったり。
一緒にいたネパーリーなんて、
ねぇねぇ、これ、いつ終りがくるんだろうね?
どこが終りなんだろうね?
爆笑です・・・。

月が隠れても、こんなに明るいブッダ・ジャヤンティーでした。
余談ですが、夕方まで雨が降ったりすっきりしない天気でしたが、
月が昇ると同時に晴れ、今日はまた曇りに戻ってしまいました。
仏様のパワーでですね!

怒涛の1週間

お財布盗まれたり、お寺に御参りに行ったり、工場に見学に行ったり、
気がついたらもう週末!
早い・・・、早すぎる・・・。
そんな1週間を振り返ってみると、


地元の人で賑わうネワーリー・カジャガル(ネワールの軽食屋さん)。
食べたのはチャタモリ。
お米の粉を焼いたお好み焼き風なもの。
これに辛いソースにつけていただきます。
モチモチしていて美味しい!
ネワールの人達は独特の料理文化を持っていて、モモもそのひとつです。
そして、訪れたのは



マライカでおなじみ、ネパールといえばコレ!
ゲレ(この織物の総称をゲレと言います)の工場。
只今新商品を作っております。
 
・・・ちょっとだけよ。

こちら今までにない色や柄でお届けいたします〜。
どうぞお楽しみに〜。
それから、

また食べ物ですが、こちらはお昼ご飯。
バタバタしてる毎日なので、どっかから帰って来る道すがら、
屋台でテイクアウトしてオフィスで食べるのが日課になっております。
RS20,30円弱!
この安さも大変魅力的です。
最近1か月分の生活費をどなた様かに献上した(まぁ泥棒さんですが)身の上にとっては、
屋台というのは大変有難いものですわね、オホホ。
そして、こちらは新商品の為に御参りした、
インド亜大陸最大級、ヒンドゥー3大神のひとりシヴァを祀るパシュパティナート。

の、おサルさん。
どうかこの商品が売れますように!と願をかけに・・・。
ではなく、まだ秘密にしときましょうかね、うふふふふ。
この夏、華々しくマライカでデビューを飾る商品に秘密が隠されているのだ!
皆さん、こまめにチェックよろしくお願いしますよ〜。

ナイスガイドのオチビちゃん。サンキュウ。
後ろに見えるのが、ヒンドゥー教徒以外は立ち入り禁止のそのお寺。
このお寺の横に流れるバグマティ河では毎日火葬の火が上がっております。
いずれは何も残さず灰になり自然へと返っていく、
生も死も隣り合わせにあるんだなぁと実感します。
毎日を精一杯生きていきたいものですな!
さぁ今週も頑張った、美味しくビールでも飲むとしましょうかね!

バンダ、明け〜。

皆さん、ありがとうございます!
本日早朝、見事バンダ終結宣言が出されました!
はぁ〜本当に長い1週間でございました。
これ、昨日の様子です。



それに対して行われたのが、市民による平和集会。


ノー・モア・バンダ!!!
WE WANT PEACE!!!
4年前のバンダの時に、沢山の人が殺され、
混沌としたカトマンズを経験した市民だからこそ出た言葉。
この新しい動きが今回のバンダを終結へと導きました。
しかし、昨日はこの市民グループ(1万人)とマオイストの衝突もあり、
新聞やテレビには、殴られる人や、手当てを受ける人の報道が多くありました。


警察部隊もこの日ばかりはいつもと違う空気。
催涙ガスも飛び交いました。
これ、全部家から徒歩15分圏内のことの出来事。
ま、とにかく血なまぐさいことにならずにすんで、本当によかったです。


こんな時にこそ、すきま産業。
たくましいネパール人と、今後のネパールに期待しようではありませんか!
ご心配いただいた皆様、私は元気です!

バンダ続行中

今日もバンダが続いております。
雨期ではないのにここのところ毎日雨も降っております。
正直、
・・・もう飽きちゃった、バンダ。
もしかして、この雨で士気も下がって(そりゃずぶぬれでは下がるだろう)
バンダの早期終結も考えられんことではないですが。
昨日の町の様子。


若者はサッカーを、
親父はテーブルゲームを、

わんたろう達はふて寝を。
今日も相変わらず怒号が聞こえてきました。
しかし、雨のせいで静かになりそうです。
電気もないしな。
本当にみんな家にこもって、テレビも見れないような状況で、
だけどこんな状況、きっと日本のニュースでは流れないんだろうなぁ。
この国には産業と呼べるものは観光くらいで、
これがもし石油産出国だったり、資源が豊富にある国だったら、
外国からの干渉もあるんでしょうがね。
もっと注目してもらいたいものだす。
それにしても、困ったな。

バンダ突入!その2

今朝起きたら見事にものもらいになっていました・・・。
うむ、薬局だけは開いてたな。
というわけで〜、バンダ5日目の朝を迎えました〜、イエイ!
ちゅうか、もうイエイ!とか言ってる場合でもなんでもないんやけど。
昨日に引き続き、バンダ情報でございます。
昼間は歩行者天国となってしまった道路でサッカー。

子供も大人も外に出て来て、ふーらふーらしております。
あてどなく皆さん歩いている様子。

あっダンボール人間みっけ!!!
その反対側、

マオイストの集会やってます。
まだまだ穏やかに事は進んでいるので、

屋台なんか出てたり。
でもその後ろには完全装備withライフルのポリスがスタンバイ。
町の辻には防御盾を持ったポリスが必ずいて、物々しい雰囲気ではあります。
夕方2時間だけ店が開いてる時間に私も食料の調達&食事をしなければ!

野菜買って(しかも今ガスを切らしているので生で食べれるもの限定)、
ご飯食べて・・・ってあれ?ベジ・フライドライスを注文したけど、

具はほんのすこ〜しのめっちゃみじん切りの人参とキャベツのみ。
ここはいつも野菜の量が多くて気に入ってたんだけど、物資不足のご様子。
そして、ここぞとばかり外に出てきてくつろぐ人々。

あんまり緊張感はなく、
逆に「バンダだね〜、どうする?どうしようもないよね」と言うネパール人の顔を見ると、
ちょっと楽しそうにも見えたりするんですが???
仕事、しなくていいもんね。
ただ今回のバンダも急激な展開も充分に考えられるわけで、前回の長期バンダの時は家から1歩も出れない状況が続いたらしいです。
撃たれるから!!!

今回はそういう事態にならないで欲しいと切に願います。
さて、本当に困りました。
どーうしようかねー。

バンダ突入!その1

この日は朝から不穏な空気でした。


・・・メーデー前日、町を練り歩くティミ(近郊の村)の人々。
ま、これは陶芸の盛んなティミのフェスティバルだったようですが、
えっっっらい長い行列でして、おかげさまでこんな渋滞。

ちょうど朝の通勤時間帯のことでございました。
何が不穏かと言いますと、
翌日5月1日メーデーより、ネパール全土強制ゼネスト・バンダに突入!
バンダ、名前は一見するとパンダのようで可愛らしいのですがなんのなんの。
ストライキです、全〜部。やってるのは公的機関のみ。
お店も交通機関も全てクローズ。
ネパール最大野党・マオイストが総理が辞めない限り続けると行っているバンダ。
農村部から大挙して人々がやってきて町を練り歩き、道路を封鎖してます。
マオは村の人々が多いのです。村の暮らしは大変です。
そこにマオイストがやってきて、村人にレクチャーするのです。
これは今のこの体制が悪いんだ、もっといい暮らしをするために、と。
たくさんの情報を持たない村人にしてみたら、マオのいうことはもっともに聞こえるのです。
というわけで、バンダ4日目の朝を迎えました。
いつものようにすがすがしい朝ですが、車、バイクの音がしないとこからすると、
今日もバンダは続くようです・・・。
ふむ、困ったぞな

と、困ってない感じの二人。
こちらは私が今絶大な信頼を寄せているゴーパール・ダーイーとアショク・ダーイー。

&渋い男前のマスタルジー(ジーは、さん、という意味です)。
両方ともやらせのようなスナップですなぁ。違いますけど。
この日はこんな風に5月頭に出すサンプルの出来具合、進行状況などを話し合い、
しかし、明日から本格的にバンダらしいし(この時点で店は閉まり始めていた)、
どうすっぺ、マジ困るし〜、などと言ってたわけです。
で、バンダ突入。
冬物のサンプル、夏物の発送、今月は予定がてんこ盛りでしたが、
予定は未定になってしまいました。
さて、どうしたもんかね・・・。
つづく。